15日午前1時ごろ、山口市阿東生雲東分(あとういくもひがしぶん)の炭谷延治さん(76)方から出火し、木造平屋建て住宅約130平方メートルを全焼した。約2時間後に鎮火したが、焼け跡から4人の遺体が見つかった。入院中だったという炭谷さんは不在だったが、妻ら4人と連絡が取れておらず、山口県警山口署などが確認を急いでいる。
県警や市消防本部などによると、行方が分かっていないのは、炭谷さんの妻美知代さん(71)、息子の功二さん(35)、娘の池田加奈子さん(31)、加奈子さんの娘で中学1年の亜來亜(あくあ)さん(12)の4人。見つかった遺体は男性1人、女性3人でいずれも屋内で見つかった。県警は、遺体が不明の4人とみて身元確認を進めている。
近くの主婦(76)は「サイレンの音で目が覚めた。まっすぐ煙が上がっていて、空が赤く染まっていた。ポンという、ボンベが破裂するような音が聞こえた」と話していた。
現場は、山口市北部の旧阿東町地区の山あいで、住宅が点在している地域。【平塚裕介、坂野日向子】