京急川崎-横浜間、6日は終日運休…けが35人に

横浜市神奈川区の京浜急行線神奈川新町駅近くの踏切で快特列車(8両編成)が大型トラック(13トン)と衝突して脱線した事故で、現場では夜を徹して復旧作業が行われた。京急川崎―横浜駅間の上下線が運休。京急電鉄は6日朝、車両の撤去などに時間がかかるとして、同日夕方としていた運転再開が7日始発にずれ込む見通しを明らかにした。
神奈川県警は6日、トラックを運転し、事故で死亡した千葉県成田市、本橋道雄運転手(67)が勤務していた同県香取市の運送会社を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)容疑で捜索した。けが人は乗客2人が増え、35人になった。
運輸安全委員会の鉄道事故調査官も6日朝から現地で本格的な調査を開始。列車や線路の状況を調べ、関係者から話を聞く。国土交通省関東運輸局なども、運送会社に対し、貨物自動車運送事業法に基づく監査を行い、適切な運行管理がされていたかなどを調べる。