宅配便大手のヤマトホールディングス(HD)は6日、代金の過大請求問題で休止していた引っ越し事業を、28日から単身者向けで再開すると発表した。一部の地域が対象で、17日から受注を始める。
再開に伴って単身者向けのサービスを刷新し、子会社のヤマトホームコンビニエンスのウェブサイトで簡単に注文が完結できるようにする。荷物の搬出時に確定する料金は、これまでよりも高い精度で事前に目安の金額を算出できるという。
一方、当初のサービス対象地域は北海道から九州までの一部の自治体にとどまっており、今後拡大を検討する。
家族向けと法人向けの再開は未定で決まり次第公表する。