ゼリーのような食感の県特産高級かんきつ「紅まどんな」の出荷が19日、JAえひめ中央で始まった。8月に雨が多く日照不足で生育の遅れが心配されていたが、9~10月にかけ好天に恵まれ、平年並みの品質に仕上がった。今年産は2438トン(前年比109%)を全国の主要都市に出荷する予定で、販売は21日に解禁される。
紅まどんなは愛媛県が開発した「愛媛果試第28号」のうち、糖度などの品質基準を満たしたもので、皮が薄く柔らかいためナイフで切って食べるのも特徴。県内のみで栽培され、JAえひめ中央が県内シェア7割以上を占める。贈答用として人気が高く、今年は消費増税の影響もあり事前注文が多いという。
松山市福角町の堀江選果場では、味センサー選果機で糖度やクエン酸を測定。傷の有無、大きさなどをチェックし等級別に仕分けされた紅まどんなを従業員らが丁寧に箱詰めしていた。出荷は1月上旬まで。【木島諒子】