通年でフルーツ狩りを楽しめる施設「みなかみフルーツランドMogitore（モギトーレ）」（群馬県みなかみ町）にツリーハウスが完成した。果樹園一帯を見下ろすことができる。カフェスペースとして開放する予定だ。
施設を管理運営するみなかみ農村公園公社が今年4月からふるさと納税の仕組みを活用したクラウドファンディングで建設資金約300万円を集め、7月14日に着工。今月10日に完成した。
材料に町内産のスギやヒノキの間伐材を使用。施設内のイヌザクラの高さ6メートル部分の枝分かれしているところに設置した。ハウス内は広さ4畳半（約7・425平方メートル）でテーブル一つと椅子4脚を置いた。この時期は眼下に真っ赤に色づいたリンゴが広がる。同公社の本多結さんは「ツリーハウスを訪れて自然を五感で感じてほしい」と話している。【畑広志】