徳島大は20日、徳島大学病院の産科婦人科の男性医師が海外出張中、患者約3000人分の氏名や病名などの個人情報が入った私用のノートパソコンを盗まれたと発表した。「現時点では流出や不正利用は確認されていない」としている。
発表では、私用パソコンには患者3143人分の氏名、年齢、病名、病歴などが保存されていた。大学は、私用パソコンに個人情報を保存し、持ち出すことを内規で禁じているが、男性は職場外での研究や診療のため、2年前から保存していたという。
男性は10月31日から11月6日までギリシャに出張。現地時間1日にアテネ中心部の広場でパソコンが入ったかばんを盗まれたが、滞在中に現地警察に被害の届け出をせず、大学側にも7日まで報告していなかった。
徳島大は「個人情報の重要性への意識が欠如した行為。多大なご迷惑、ご心配をおかけし、心からおわびします」とコメントした。