北野天満宮で大福梅の調整始まる

正月の縁起物「大福(おおふく)梅」の調製(包装作業)が22日、京都市上京区の北野天満宮で始まった。境内の紅梅殿では巫女(みこ)たちが梅の実に裏白を添え、次々と奉書紙(ほうしょがみ)で包んでいった。約3万袋を用意し、12月13日の事始めから25日の終(しま)い天神まで境内で1袋6粒入り700円で授与される。
新年に茶やお湯を注いで飲み、健康や長寿を願う縁起物で、平安時代に村上天皇が飲んで病が治ったとのいわれがある。境内の約50種1500本から6月に収穫した例年並みの約2・2トンの梅の実などを夏に土用(天日)干しして作った。
巫女の一色沙里さん(25)は「皆さんが一年の健康を願って口にされる梅なので、心をこめて包んでいます」と話した。遠方の希望者には発送予約も受け付けている。問い合わせは北野天満宮(075・461・0005)。【矢倉健次】