宮崎 大淀川右岸地区管理体制整備推進協議会「水の恵みカード」発行

宮崎 大淀川右岸地区管理体制整備推進協議会 天神ダムの「水の恵みカード」発行(参照:国土交通省琵琶湖河川事務所 「かわカード」を作成、無料配布)
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「水の恵みカード」は、農林水産省が認めている農村復興の取り組みの1つで、これまでにもさまざまな自治体が独自の「水の恵みカード」を発行している。インフラカード人気の立役者でもある「ダムカード」は、ダム施設を紹介するカードだが、「水の恵みカード」は、ダムの役割と、そのダムを活用して生産されている地域の農作物を掲載したカードだ。ダムの種類やダムの情報はもちろん、ダムがどのように私たちの生活に役立っているのかということが、ひと目で分かるように工夫されている。
宮崎県大淀川右岸地区管理体制整備推進協議会は、9月24日から「水の恵みカード」の配布をスタートさせた。今回のカードは、宮崎市田野町の農業用ダムである天神ダムと同町で栽培されている日向夏ミカンと大根やぐらが掲載されている。宮崎の「水の恵みカード」は、天神ダム管理棟や宮崎市役所農村整備課、大淀川右岸土地改良区で配布。原則として来訪者1人につき1枚の配布としている。農林水産省のホームページによると、水の恵みカードは、直売所及び収穫祭等においても配布されることがあるとのこと。
「水の恵みカード」は2019年9月末現在、北海道から沖縄まで合計48枚のカードが発行されている。カードの大きさは縦8cm×横6cm。