大阪市住吉区の小学6年の女の子が行方不明になって栃木県小山市で無事に保護された事件で、誘拐の疑いで逮捕された男は女の子を自宅に連れ込んだ後、スマートフォンと靴を取り上げたとみられることが分かりました。
伊藤仁士容疑者(35)は17日、住吉区に住む小学6年の女の子(12)をSNSを通じて誘い出して誘拐したうえ、小山市の自宅に連れ込んだ疑いが持たれています。
近所の住民:「(伊藤容疑者を)朝昼はめったに見たことない。夕方に行ったり来たりするくらいで。先週くらい1回、自転車でばーっと出掛けて、ちょっとしてばーっと帰ってきたのは見た」
捜査関係者への取材で、伊藤容疑者は女の子のスマートフォンと靴を取り上げていたとみられることが新たに分かりました。女の子を自宅に約1週間、寝泊まりさせていましたが、23日午前、伊藤容疑者が寝ている間に女の子が脱出して近くの交番へ駆け込んで保護されました。
女児を目撃した人:「(Q.住宅街の中で姿を見た?)雨が降っていて普通は歩いていないと思うので、不自然だと思って目に留まったんですけど、靴を何で履いていないんだろうなと思って」
母親の知り合いによりますと、女の子は24日午前に母親ら家族と再会し、泣きながら抱き合って無事を喜んだということです。伊藤容疑者の身柄は大阪府警本部に向けて移送中で、到着次第、警察が動機などを調べる方針です。
また、伊藤容疑者が栃木県警に職務質問された際、茨城県の中学3年で15歳の女子生徒もその場に一緒にいて保護されています。その後の捜査関係者への取材で、この女子生徒もすでに親と再会して自宅に帰っていることが分かりました。今後、茨城県警は女子生徒が伊藤容疑者と一緒にいた経緯についても調べる方針です。