伊賀と甲賀の忍者百人衆、江戸に現る 上野から半蔵門までゆかりの地巡り

2020年東京五輪・パラリンピック主会場の新国立競技場(東京都新宿区)などを忍者装束の集団が巡るイベント「忍者百人衆江戸で伊賀/甲賀の気配を探れ」が23日、都内で行われた。三重県伊賀市と滋賀県甲賀市の観光協会が主催。参加者とスタッフ計約100人が雨の中を約7キロ歩き、忍者や忍者の古里をPRした。
「百人衆」は上野公園(台東区)で忍者姿に着替え、JRで上野駅から信濃町駅に移動。その後向かったのが同競技場。案内役の山田雄司・三重大教授が、江戸時代には火薬類の蔵や鉄砲の練習場が付近にあった場所で、江戸城を警固した甲賀ゆかりの者も住んでいたことを解説した。
その後、服部半蔵(正成)の墓のある西念寺(新宿区)なども巡った。門の外に半蔵や配下の者の屋敷があったことから名がついたという半蔵門(千代田区)に到着したところで、雨のため「忍者の気配の探索」は中止となった。
忍者ファンで全6回に参加の東京都の会社員、新井宏依さんは「近代化された街に何気なく忍者の痕跡があり、そこを巡るのが楽しい」と話した。【大西康裕】