リチウムイオン電池の開発で今年のノーベル化学賞の受賞が決まった吉野彰・旭化成名誉フェロー(71)が26日、東京都内のスウェーデン大使館で開かれた祝賀会に出席した。会場には歴代の日本人受賞者も祝福に駆けつけた。
祝賀会には物理学賞の江崎玲於奈・横浜薬科大学長や化学賞の白川英樹・筑波大名誉教授ら受賞者9人が参加。吉野さんは「先輩」から授賞式でのアドバイスを受けていた。
報道陣の取材に対し、吉野さんは「受賞者からは『忙しいけれど、楽しんできなさい』と言われた」と話した。約1週間後に出国を控え、受賞記念講演の内容を練っている最中だといい、「環境問題について世界にメッセージを送りたい」と抱負を語った。
授賞式は12月10日(日本時間11日未明)、スウェーデンの首都ストックホルムで開かれる。