理研と東工大、中性子発生装置を小型軽量化=橋やトンネル検査用

理化学研究所(埼玉県和光市)と東京工業大は加速器を使った中性子発生装置を小型化し、報道陣に26日公開した。大型トラックに搭載し、老朽化した橋やトンネルなどを走りながら検査する装置の実現を目指しており、実験を重ねて性能を引き上げる。
2013年に開発した「理研小型中性子源システム(RANS=ランズ)」は長さが15メートルあったが、今回の2号機は5メートル。中性子が正面以外に飛ぶのを防ぐ「遮蔽(しゃへい)体」と加速器を合わせた重さは25トンから5.5トンに軽くなった。
中性子をX線のように透過させたり、反射させたりして、コンクリート内部の隙間や水分、塩分、鉄筋の腐食を検出する。大型トラックに搭載する場合、電源車との組み合わせが想定される。