「話がしたかった」新幹線車掌、同僚女性をグリーン車に無賃乗車させる JR西、2人を処分

JR西日本の50代の男性車掌が山陽新幹線で乗務中、同僚の30代の女性をグリーン車に無賃乗車させ、新大阪―岡山間を往復させていた。女性は客室乗務員(契約社員)で、勤務時間外だった。車掌は「業務の合間に話がしたかった」と説明しているという。JR西は2人を処分したが、詳しい処分内容は明らかにしていない。
JR西によると、車掌は先月21日、新大阪駅で下り「ひかり473号」(午後4時2分発)のグリーン車に女性を無賃乗車させ、岡山駅で一緒に下車。改札の外には出ず、上り「ひかり482号」(同6時23分発)で新大阪駅に戻った。
女性は入場券を使って新大阪駅に入った。2時間を超えると改札の外に出られなくなるため、車掌が帰りの車内で、新神戸―新大阪間の乗車券と自由席特急券を発行していた。
JR西は取材に「あってはならない不正な行為で、厳しい処分をした。利用者らに不信の念を与え、おわびします」と話した。安全上の問題を起こしたり、第三者に迷惑をかけたりしていないことを理由に公表しなかった。【高橋昌紀】