12歳長男刺殺の父親 控訴棄却で懲役13年に

名古屋市北区の自宅で2016年、中学受験を巡って小学6年の長男、崚太(りょうた)さん(当時12歳)を刺殺したとして殺人罪に問われた父親の無職、佐竹憲吾被告(51)の控訴審判決で、名古屋高裁(堀内満裁判長)は27日、懲役13年とした裁判員裁判の1審・名古屋地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。
被告側は「突き刺していないし、殺意もなかった」として傷害致死罪の適用を求めていた。しかし、堀内裁判長は「傷の位置、形状から被告が胸を刺し、殺意を認めた1審判決は論理則・経験則に照らして正当」などと退けた。量刑も「実父による子の殺害という事案の重大性、動機・経緯の身勝手さを正当に評価している」として1審判決を支持した。【川瀬慎一朗】