山形大で入試ミスが相次いだ。いずれも合否に影響はなかったという。
工学部(米沢市)は28日、16日に行った推薦入試の面接で、選択科目の化学に出題範囲外の問題が含まれていたと発表した。同学部化学・バイオ工学科の2コース(募集人員計18人)を25人が受験し、13人が化学を選択。問題は有機化合物に関する質問だったが、複数の受験生が「まだ習っていません」などと回答した。その後、問題が出題範囲外とわかり、全員を正答扱いとした。29日に予定通り合格発表を行う。飯塚博・学部長は記者会見し、「受験生、推薦した学校長、保護者らにご迷惑をかけて申し訳ない」と陳謝した。
また、人文社会科学部(山形市)では、2日に行われた第3年次編入学試験で、42人が受験した人間文化コースの小論文の試験問題に出題ミスがあった。大学のホームページ上で27日付で発表した。
入試課によると、文章を読んで自由記述をする設問で、問題文中の「
依怙贔贋
( えこひいき ) 」という単語の「怙」を誤って「枯」と記載していた。採点をしていた職員が気づいたが、単語にはルビが振られており、同課は「解答に影響はなかったとみられる」としている。