オレオレ詐欺の電話をかけていたとして、警視庁は29日、住所職業不詳の男(21)ら3人を詐欺未遂容疑で逮捕したと発表した。逮捕は26日。摘発を免れるため、高速道路を走行中の車内から高齢者宅に電話をしていたという。
警視庁幹部によると、3人は11月下旬、相模原市の80歳代の女性宅に孫を装って電話をし、「カバンを盗まれた。お金が必要」などと言って現金をだまし取ろうとした疑い。男は容疑を否認し、ほか2人は黙秘している。
3人は約1週間分の着替えを持って、ワゴン車で関越道や東北道、北陸道などを移動し、車を止めるのは休憩時や給油時だけだった。逮捕当日は岐阜から石川、福井を経由して滋賀県に入り、パーキングエリアで休憩中に身柄を確保された。
警視庁は3人が所属するグループが1月以降、各地の高齢者から計約6000万円を詐取したとみている。