東京都葛飾区で1996年、上智大4年小林順子さん=当時(21)=が自宅で殺害、放火された事件から23年となった9日、順子さんの父賢二さん(73)が「若者の尊い命と夢と希望を無残にも奪った犯人を絶対に許すことはできない」とするコメントを出した。
コメントでは「犯人がどこかで今もなお生きながらえていることを思うと、いてもたってもいられない」と訴えた。昨年体調を崩したことを明かし「存命中に事件が解決することを願わずにいられない」としている。
9日午前には現場の自宅跡地での献花式や情報提供を求めるチラシ配りが予定されていたが、台風15号の影響で中止になった。