首都圏は9日、台風15号が直撃し、週明けの通勤、通学が乱れ、市民生活が大きく混乱、企業活動にも影響した。JR在来線は始発から全線で「計画運休」となり、私鉄や地下鉄でも運休する路線があり、交通網が広範囲にストップした。東京都世田谷区では、強風にあおられたとみられる50代女性が死亡。けが人は各地で30人以上となり、建物の被害も続出、停電も90万軒以上で発生した。東京湾では船舶の漂流も相次いだ。
台風15号は8日から9日にかけて関東を通過。午前5時前には千葉市付近に上陸した。関東南部では記録的な暴風となった。
千葉県内でけが人が続出した。