正月向け酒樽づくりピーク 秋田・能代市

秋田県能代市の桶樽(おけたる)製造工場で、鏡割りなどに用いられる新春向けの酒樽作りがピークを迎えている。
木材の集積地として栄え“木都”と呼ばれる同市の「能代製樽」(畠次郎社長)では、熟練の職人ら5人が作業に従事。樹齢100年前後の秋田杉を加工して板を円筒状に組み合わせ、竹のたがで支える昔ながらの職人技で1斗、2斗、4斗樽などを仕上げていく。
10月の台風19号で関東地区などの得意先が被災し、注文数への影響も懸念されるが、畠社長は「早期復興と災害のない新年への願いを込めて樽づくりをしている」と話した。【田村彦志】