福岡県小郡市の民家で2017年、妻と子ども2人を殺害したとして殺人罪に問われた元県警巡査部長中田充被告(41)の裁判員裁判の論告求刑公判が2日、福岡地裁(柴田寿宏裁判長)であり、検察側は「極めて悪質な事案」と非難し、死刑を求刑した。判決は13日。
検察側は論告で、「現職警察官が何の落ち度もない家族を皆殺しにした極めて衝撃的で重大、悪質な事案」と指摘。証拠隠滅や反省の態度が一切ないなど悪質さも高いとし、「死刑の選択はやむを得ない」と述べた。
中田被告は「事実無根。間違いなく冤罪(えんざい)」と一貫して無罪を主張している。