海上自衛隊のイージス艦「みょうこう」の艦長に大谷三穂1等海佐(48)が就任した。イージス艦の女性艦長は初めて。母港の海自舞鶴基地(京都府舞鶴市)で2日、着任式があり、艦上に整列した乗組員を前に、大谷艦長は「日本国民が安心して眠れるんだということを胸に、苦労も楽しみも共に、きょうから新たな航海に向けて出港しよう」と訓示した。
大谷艦長は1996年、防衛大学校の女子1期生として卒業。練習艦「しまゆき」艦長や護衛艦「やまぎり」艦長などを歴任し、2017年7月に1等海佐に昇任。自衛艦隊司令部から着任した。大阪府吹田市出身。
「みょうこう」は全長161メートル、基準排水量7250トン。乗組員約300人。高性能レーダーを備え、弾道ミサイルの迎撃を担う。
着任式後、大谷艦長は「(北朝鮮の相次ぐミサイル発射など)厳しい任務になるとは思うが、与えられた任務を全うしていきたい」と抱負を述べた。【行方一男】