岡山県警は5日、危険運転の情報提供を求めるための専用サイト「岡山県 あおり110番 鬼退治ボックス」に寄せられた動画を基に、割り込み運転をした大型ダンプカーの運転手に交通反則切符(青切符)を切ったと発表した。全国に先駆けて11月21日に運用を開始したこのサイトを通じての摘発は初めて。
県警によると、11月16日午後4時ごろ、同県倉敷市の国道2号で、市内の40代男性が運転する大型ダンプカーが右折車線からウインカーを出さずに急に車線変更し、軽乗用車と前方を走る車のわずかな隙間(すきま)に割り込んだ。
軽乗用車を運転していた男性が同27日、同乗していた女性の「わあ」と驚く声や、左にハンドルを切って衝突を避ける様子も記録されたドライブレコーダーの映像を提供。県警は当事者への聞き取りも踏まえ、今月2日に道路交通法(進路変更の禁止)違反で青切符を切った。運転手は「後方を確認していなかった」と話したという。
サイトには開設から今月3日までの13日間に31件の情報提供があり、うち17件は動画が確認できたという。【松室花実】