JR東日本は10日、武蔵野線を運行中の列車に乗務していた運転士が一時的にハンドルから手を離して居眠りをしていたと発表した。列車の遅れやオーバーランなどはなかったが、同社は「深くおわびする」とコメントした。
JR東によると、7月28日午前8時45分ごろ、武蔵野線新八柱―新松戸間を走行中の普通電車(8両編成)で、50代男性運転士が睡魔に襲われ、一時居眠りをした。運転士は27日の午後3~11時に勤務。仮眠を取った後の28日午前4時50分ごろから再び乗務していた。健康状態は良好で、これまでに居眠り運転をしたことはなかったという。
乗客が撮ったとみられる運転士の居眠り動画がインターネット上に投稿され、判明した。
[時事通信社]