列車待合室で「ちびっと」会津の地酒を 会津鉄道田島駅にオープン

福島県南会津町の会津鉄道会津田島駅構内にある地酒の自動販売機の隣に、立ち飲みスペース「立ち呑(の)み処(どころ) ちびっと」がオープンした。自販機は昨年4月に県内で初めて設置され、町内にある開当男山酒造▽国権酒造▽会津酒造▽花泉酒造――の酒蔵4社の日本酒を販売している。関係者は「町の魅力発信になれば」と期待している。
会津信用金庫が町などと連携して進める観光振興事業の一環。これまでは自販機で酒を購入してもゆっくりと飲める場所がなかったため、地域おこし協力隊などが中心になって企画した。
「ちびっと」は待合室の一角に開設。四つの酒蔵のロゴをあしらったのれんが下がっているほか、会津鉄道で使うエンジンオイルのドラム缶を再利用した丸テーブルと、日本酒のケースを積み重ねた四角いテーブルが配置され、昔懐かしい赤ちょうちんの雰囲気を出している。
4日にあったオープニングセレモニーで会津信用金庫の星幹夫理事長は「地元の酒を気軽に楽しく味わってもらい、地域経済の活性化につなげたい」と話した。【湯浅聖一】