ニュージーランドで9日、北島の沖に浮かぶ「ホワイト島」が噴火した。地元メディアの報道によると、当時、複数の観光客が火口周辺を見学していたということで、現在救難ヘリが救助に向かっている。
ニュージーランド地震調査機関GeoNetは、噴火警戒レベルを5段階中、危険度が2番目に高い「4」に引き上げるとともに、航空カラーコード「オレンジ」を発表した。
ニュージーランド北島の東海岸から48キロの沖合に浮かぶホワイト島(アイランド)は、マオリ語で「劇的な火山」を意味する「ファカリ(Whakaari)」の名前を持つ活火山だ。
GeoNetによると、ホワイト島では日本時間9日午前10時11分ごろ(現地時間午後2時11分ごろ)に中規模の噴火が発生と火山警報を発表。プレンティ湾の対岸からは、白い水蒸気が上昇するようすが確認されている。また同国気象局によると気象衛星の観測で、爆発の瞬間に噴出した噴煙もとらえられている。
My god, White Island volcano in New Zealand erupted today for first time since 2001. My family and I had gotten off it 20 minutes before, were waiting at our boat about to leave when we saw it. Boat ride home tending to people our boat rescued was indescribable. #whiteisland pic.twitter.com/QJwWi12Tvt
地元メディアの報道によると、噴火当時、島の火口周辺には少なくとも20人の観光客がいたということで、現在救難ヘリ2基が向かっているという。
ホワイト島は、ここ数カ月間、二酸化硫黄を含む火山ガスの放出が増加し、火山性微動の動きが過去3年間で最高レベルに達していたことから、先月、警戒レベルを2に引き上げたばかりだった。