東京都日野市の多摩動物公園は10日、東南アジアに生息する希少動物、マレーバクの赤ちゃんを公開した。赤ちゃんは先月27日、母ユメ(16歳)と父ケン(8歳)の間に生まれた雌の「カナエ」で、飼育担当者が「すくすく元気に育つ夢がかなうように」と名付けた。
カナエの体重は9日時点で18.15キロ、活発に部屋の中を走り回ったり、干し草を口に含んだりしている。ユメは3回目の出産で、落ち着いて子育てしている。同園のマレーバクはカナエを含め雄3頭、雌3頭になった。
野生のマレーバクはミャンマー南部からマレー半島、スマトラ島に分布。水辺のある森林や草地の湿地に単独で暮らす。子どもは白い点線模様があり、生後半年ほどでおとなと同じ白と黒のツートンカラーになるという。【斉藤三奈子】