森ビル(東京)のシンクタンク「森記念財団」は10日、経済や生活、交通など6分野の83指標を基に、東京を除く全国主要72市を評価したランキングを発表した。初公表となった昨年に続き2回目。総合1位は観光に強みを持つ京都市、2位は福岡市、3位が大阪市と上位3市は前回と同じで、金沢市が9位、長野県松本市が10位と新たにトップ10に入った。
京都市の1位は、観光案内所の多言語対応や宿泊施設客室数といった「文化・交流」と、有力大学や論文投稿数など「研究・開発」の2分野で首位。
福岡市は空港の利用のしやすさから国際会議の件数、空室率の低さまでバランスよく得点を稼いだ。