金銭トラブルが相次いで発覚したとして、山口県萩市は10日、フードアナリストの藤原浩氏(55)を萩ふるさと大使から解任したと発表した。
藤原氏は茨城県内の食品会社に対し、本を出版して会社の製品を宣伝する対価として108万円を受け取ったが、十分な説明をせずに書籍の発行中止を通知。東京簡裁は8月に未返還の約60万円の支払いを命じた。また11月には、別の会社社長から借りた120万円を支払うよう命じる判決が東京地裁で出ている。
出版物などで萩市の特産品をPRしてもらおうと、藤原氏は2013年5月に大使に任命されたが、市によると大きな活動実績はないという。
大使は無報酬で、藤原氏を除き現在17人が任命されている。藤原氏は茨城県の魅力をPRする「いばらき大使」を3日付で解任されている。【遠藤雅彦】