山形市の百貨店「大沼山形本店」から、カニの缶詰(5400円)2缶と牛タンの大和煮の缶詰など計5点(計1万3000円相当)を盗んだとして、山形県警山形署交通官の警視、岩田知之容疑者(49)が9日、窃盗の容疑で同県警に逮捕された。
警視は同日午前10時から市内で交通安全に関する講話を行った後、私服のスーツ姿でデパ地下に立ち寄った。午前11時20分ごろ、百貨店の警備員が会計をせずに商品を持ち去ろうとした警視に気づき、店から出たところで声を掛けると、警視は一目散に逃走。約20メートル北西の路上で警備員と近くにいた作業員に取り押さえられ、山形署員に引き渡された。
「今年3月、交通1課長から交通官に昇進し、警視になったばかり。交通全般の責任者です。事故防止や交通ルールの周知などを行っていた。逮捕したのは同じ山形署の署員です。当然、顔見知りなので、驚いたと思いますよ」(捜査事情通)
一方、和歌山市では同日、京都府警教養課の警部補、藤田良穂容疑者(55)が、コンビニで万引したとして窃盗容疑で和歌山県警に逮捕された。
7月17日、警部補は休暇を取得し、自宅のある大阪府池田市から和歌山市まで来て自転車を借りた。コンビニ2店舗に立ち寄り、ダイエットサプリメント2袋(2900円)とカミソリの替え刃2個(5140円)を手提げ袋に入れて、その場から立ち去った。商品がなくなっていることに気付いた店員が防犯カメラをチェックし、マスク姿の警部補が万引する様子が写っていたため、警察に被害届を提出。防犯カメラの映像を追跡し、自転車の借り主を調べるなどして本人を特定した。
調べに対し「5カ月も前のことなので、すぐには思い出せない」と供述しているという。
警部補は、警察学校の敷地内にある教養課に勤務していた。
「教養課というのは、剣道や柔道の指導をしたり、あるいは語学、職務質問の方法を教えたりする部署です」(別の捜査事情通)
6月には、奈良県警鑑識課長の50代の男性警視が酒に酔って畑からトウモロコシ1本を盗んで書類送検され、翌月に依願退職しているが、トウモロコシやカニ缶をパクって人生パーだ。