師走恒例 壇之浦で「しめなわ祭」 関門海峡の航海安全と豊漁祈る

関門海峡の航海安全と豊漁を祈る「関の海峡しめなわ祭」が10日、山口県下関市の赤間神宮と近くの壇之浦岸壁であった。新年を前に、海峡の海に突き出た烏帽子(えぼし)岩に長さ約5メートル、重さ約20キロの新しいしめ縄が張られた。
赤間神宮での神事の後、権祢宜(ごんねぎ)の大喜多真さん(35)が海岸から烏帽子岩に渡ると、高さ約3メートルの岩に登ってしめ縄を張り替えておはらいし、お神酒で清めた。
烏帽子岩は近くの立石稲荷神社のご神体とされる。かつて岩が倒れた際に災害や不漁が相次ぎ、岩を起こしてしめ縄を掛けたところ治まったとの故事が由来となっている。師走の恒例行事で、戦後再開して今年が69回目。【竹花周】