元農林水産相の玉沢徳一郎氏(81)が盛岡市で銃撃された事件で、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕された高橋脩容疑者(82)が、近隣住民との間で土地トラブルを抱えていたことが12日、住民などへの取材で分かった。
銃撃事件について同容疑者は、「(玉沢氏と)金銭トラブルがあった」との趣旨の供述をしている。岩手県警は同日、同法違反容疑で容疑者を送検。拳銃の入手ルートの解明を急ぐとともに、容疑者をめぐるトラブルについても調べを進める。
高橋容疑者が住む同県奥州市水沢羽田町の住民によると、同容疑者の自宅がある土地は、もともとは同町住民の共有林だったが、この土地で事業に失敗した業者の債権者側として同容疑者が移り住んできた。
高橋容疑者は土地の賃料などを一切支払わず、住民らが退去を求め提訴。最高裁まで争われ住民側が勝訴したが、同容疑者は確定後も10年以上居座り続けていたという。