「ご当地ナンバープレートを売って生活費に」窃盗容疑で2被告再逮捕 埼玉県警

埼玉県北本市のご当地ナンバープレートを盗んだとして、県警は11日、いずれも同県草加市の無職、新田唯斗(21)と徳永実穂(22)の両被告=ともに窃盗罪で起訴=を窃盗容疑で再逮捕した。2人は容疑を認め、新田容疑者は「ご当地ナンバープレートを売って生活費に充てていた」と供述しているという。
再逮捕容疑は5月5日未明、北本市の集合住宅の駐輪場で、原付きバイクのご当地ナンバー2枚を盗んだとしている。県警によると、2人は「インターネットでご当地ナンバーがある自治体を調べ、バイクが複数台止めてある集合住宅を狙った」との趣旨の供述をしているという。
2人は同県加須市のご当地ナンバーを盗んだとして8月6日に逮捕されていた。今年4月ごろから8月にかけて、埼玉▽千葉▽茨城▽栃木▽東京▽静岡▽福島――の1都6県で原付きバイクのご当地ナンバープレートを盗んだことをほのめかしているといい、捜査3課は裏付け捜査を進めている。【中川友希】