生活環境を害するようなハトなどへの餌やりを規制する改正条例が12日、大阪市議会で可決・成立した。
14日に施行される。
改正条例は、公共の場所やその周辺でハトやカラスに餌をやる場合、生活環境が悪化しないよう、残った餌やフン、羽毛を掃除することを義務付けている。指導・勧告し、改善命令にも従わない場合は、来年3月から5万円以下の過料が科される。
同市住吉区のJR我孫子町駅近くの住宅街では、特定のグループが約10年前から毎朝、ハトやカラスへの餌やりを実施。フンや騒音による健康被害に苦しむ住民が、市議会に規制を求める陳情書を提出していた。