海外口座情報189万件入手=大幅増、税逃れに活用―国税庁

国税庁は13日、各国の税務当局が金融口座情報を交換する「共通報告基準(CRS)」に基づき、85カ国・地域の金融機関に日本人、日本法人などが所有する口座情報約189万件(速報値)を入手したと発表した。交換は昨年に続き2回目で、約115万件増えた。タックスヘイブン(租税回避地)の情報も含まれており、富裕層の資産隠しや課税逃れへの活用が期待される。