ミニストップ経営者、従業員に月158時間残業させる

福島労働基準監督署は9日、男性従業員に違法な残業をさせたとして、福島市八木田のコンビニ店「ミニストップ福島八木田店」の男性経営者(65)を労働基準法違反(労働時間及び休憩の特例)などの容疑で福島区検に書類送検した。男性経営者は容疑を認めており、同労基署は人手不足が原因とみて調べている。
発表によると、経営者は2017年6月~18年1月、従業員2人に対し、労使協定を結んでいないのに時間外労働を行わせた疑い。期間中の時間外労働は2人とも過労死ライン(月80時間)を超え、うち1人は最大月158時間に上った。