宇宙開発「将来の協力を」=中国初の飛行士、毛利さんと対談

中国初の宇宙飛行士楊利偉さん(54)が初来日し、14日、東京・お台場の日本科学未来館で開かれたイベントで同館館長の宇宙飛行士毛利衛さん(71)と対談した。楊さんは宇宙開発分野での両国の協力について「これまでも宇宙飛行士は国際会議などで交流しており、将来素晴らしい協力ができると信じている」と話した。
2003年に宇宙船「神舟5号」で中国初の有人宇宙飛行に成功した楊さんは、中国の有人宇宙開発の責任者として22年の完成を目指す同国独自の宇宙ステーション計画などを進めている。
日中間の協力について毛利さんは、「研究者レベルでの交流はずいぶんあるが、宇宙飛行士が具体的なミッションを一緒にやろうというのはまだない。難しさはあるが、何ができるかを探るときだ」と指摘。楊さんも「国際協力は今のトレンドだ。今回の交流も次のステップにつなげる基礎になると思う」と期待を寄せた。