「印西」はどこ? 何と読む? 住みやすい?――。千葉県印西市は「印西あるあるネタ」を4コマ漫画で紹介するコーナーを10月から市のホームページ(HP)に載せている。同市は雑誌の住みよさランキングで常に上位に入るが知名度はいまいち。とっておきのあるあるネタを市民らから募って「印西らしさ」を発掘し、漫画を通して幅広い世代にアピールするのが狙いだ。
今年度スタートした市のプロジェクト「MAKE INZAI ORIGINAL」の一環。あるあるネタは市民や市にゆかりのある人を対象にHPで募集しており、50件以上のネタが寄せられている。同市出身の漫画家、中村ゆうひさんがその中からネタになりそうなテーマをピックアップし、4コマ漫画に仕上げている。
10月18日の初回のテーマは「印西市はどこにあるか?」。同市に住む10歳の女の子「西住印(にしずみしるし)」と宇宙人の「アルアル星人」が会話し、女の子が「チーバくんの目のあたり」と答える。「(大型ホームセンターの)ジョイフル本田のあるところ?とよく聞かれる(笑)」という市民から寄せられた「あるある」も添えられている。
11月7日の2回目は「印西はどう読むか?」がテーマで、「いんぜい」などと正しく読んでもらえない「あるある」を紹介している。同27日の3回目は「印西は住みよいか?」をテーマとし、住民には実感がないという一面を描いている。
ラブコメ漫画「週刊少年ガール」などの作品がある中村さんは「子どもから大人まで幅広い層に見てもらえるような作品作りを心がけている。みんなが印西のことを思い浮かべられるようにしたい」と意欲をみせる。
市シティプロモーション課の担当者は「『コンビニの駐車場がスーパー並みの広さ』といった他市では普通じゃないけど印西では普通なことを漫画にするのが受けている。市外の人に市をアピールすることに加え、市民にも長く定住してもらえるよう愛着が湧くような4コマ漫画を掲載していきたい」と話す。【橋本利昭】