SNSの投稿を見ると、使用する人の個性や本性が分かるという経験はないだろうか。海外では、なりすましのSNSの投稿がきっかけで、犯罪が明らかになった事件が起きた。
アメリカ・アリゾナ州で37歳の恋人の女性を殺害し、その後、女性のSNSを更新して犯行を隠そうとした62歳の男の裁判が行われたと海外ニュースサイト『METRO』が12月4日に報じた。同記事によると、今年の初め、男は自宅で女性と喧嘩をし、自宅にあった家具を持ち上げ、振りかざして女性を殴り殺したという。男は女性を殺すのに使った家具を自宅の薪ストーブで燃やし、証拠隠滅を図った。女性の遺体は山奥に運び、熊のえさにしようとしたそうだ。
その後、男は殺人を隠そうと、女性のSNSを更新し続けた。しかし女性の家族が、女性がしばらく姿を見せないことに加え、仕事や趣味に関するSNSの内容を見て、几帳面だったはずの女性が文法を間違い、多くのスペルミスをしていることを不思議に思い、警察に相談した。
4月、女性の遺体は腐敗していたものの熊に食べられることはなかったため、たまたま通りかかった人によって発見された。女性の家族が、遺体にあったタトゥーが女性のものだと確認して遺体の身元が判明した。警察の捜査で男は逮捕され、25年の刑務所行きが言い渡された。男は逮捕されるまでSNSを更新し続けていたという。
このニュース世界に広がると、ネット上では「テーブルで殴り殺すとは、余程腹に立ったのか、男がキレやすかったのか」「殺害後、男は遺体を熊に食べさせようとしたり、SNSを更新したりして、犯行を隠すための行動が冷静で怖い」「SNSの投稿を見て疑問を抱いた家族の勘もすごい」「62歳の男が37歳の女性になりすまして趣味について投稿するなんて無理があるし気持ち悪い」などの声が挙がっていた。
海外では、SNSのなりすましの更新がきっかけで犯人逮捕につながった事件がほかにもある。
フロリダ州で当時30歳の妻を殺し、妻になりすましてSNSを更新し続けていた当時42歳の夫が逮捕されたと海外ニュースサイト『PEOPLE』が2017年1月に報じた。同記事によると、2017年1月7日、夫は妻と口論になって妻の首を締めて殺害したという。殺害後すぐ、夫は犯行を隠すため、妻のSNSにログインし、「トイレに携帯を落としてしまったから、携帯が直るまで何かあれば直接メッセージを送って」と投稿。その後、男は、妻の元に来たメッセージにこまめに返信していた。
妻の両親が、娘のアカウントから送られてくるメッセージの文がいつもと違うことと、娘が会おうとしないことを不思議に思い、警察に通報した。1月10日、警察が夫婦の自宅を訪れると夫は自宅のガレージで車にエンジンをかけ、自殺を図っていたという。警察が夫婦の自宅から妻の遺体を発見。夫が殺害を認め、警察は夫を逮捕した。
SNSの投稿が本人のものでないと周りの人が気付き、事件の解決につながることもあるようだ。
記事内の引用について
Killer battered girlfriend to death with homemade table, then dumped body ‘for the bears(METRO)より
Killer battered girlfriend to death with homemade table, then dumped body ‘for the bears’
Husband Allegedly Poses as Wife in Facebook Messages to Cover Up Murdering Her(PEOPLE)より
https://people.com/crime/husband-allegedly-poses-as-wife-in-facebook-messages-to-cover-up-murdering-her/