札幌市の不動産仲介店「アパマンショップ平岸駅前店」で昨年12月に起きた爆発事故で、自宅が壊れ精神的苦痛を受けたとして、隣接するマンション住民11世帯30人が16日、同店の運営会社「アパマンショップリーシング北海道」(札幌市)を相手取り、慰謝料など計約5000万円の損害賠償を求め、札幌地裁に提訴した。
訴状などによると、住民らは爆風で自宅の窓ガラスが割れたことから、応急的にベニヤ板を張って冬を越すなどし、精神的な苦痛を受けたとしている。提訴後、同市内で記者会見した50歳代の男性原告は「アパマン側の謝罪は誠意が感じられない」と述べた。アパマンショップを展開する「APAMAN(アパマン)」(東京)は「一切のコメントを差し控えさせていただく」としている。
この事故では北海道警が今月2日、店内の事務所で消臭スプレー50本以上を噴射して爆発事故を起こしたとして、元店長の男を重過失傷害などの疑いで札幌地検に書類送検した。