西之島「新たな火口ひらく」海に流れ込む溶岩流を観測 海保

今月5日以降、活発な火山活動が続いている小笠原諸島の西之島について、10日ぶりに観測を実施した海上保安庁は15日、「火砕丘の北側斜面に新しい火口が開いて、溶岩流が発生している」ことを確認した。
西之島では今月5日から地表温の上昇が確認されており、海保が翌6日と7日に二日間にわたって観測した結果、断続的な噴火活動が確認された。
7日には、火砕丘の東側の火口から流れ出した溶岩が、島の東岸に流入しているのが観測されていたが、15日には火砕丘の北側山腹に新たな火口が開いているのが確認され、そこから噴出した溶岩が北西側の海岸線に到達していたという。
島の地表温度は依然として高く、今後も溶岩流出が続く可能性があるとして、気象庁は15日、警戒が必要な範囲を火口から半径2.5キロ範囲に拡大し、噴石や溶岩流に注意するよう呼びかけた。