アレそっくり!?ビーチを埋め尽くす大量のペニスフィッシュ 米カリフォルニア州

米カリフォルニア州の砂浜に今月初め、男性器そっくりの何千何万という数の「ユムシ」が打ち上げられて話題になっている。
この生き物は、日本語で「ユムシ(虫)」といわれていて、すべすべしたピンク色のソーセージのような姿から、英語ではそのものズバリ「Penis fish」と呼ばれているが、魚とは違って背骨のない無脊椎動物だ。
今月6日、サンフランシスコから海岸沿いに60キロ北にあるドレイクス・ビーチを大量のペニスフィッシュが埋め尽くし、地元の人を驚愕させ、海鳥たちの腹を満たした。
ユムシが大量に打ち上げられたのは、ここだけに限らず、サンフランシスコの南のモス・ビーチやパジャロ・デューンズなど、沿岸の広い範囲で報告された。
地元メディアによると、数日前にサンフランシスコ周辺を襲った暴風が原因だと見られている。押し寄せる高波によって、生息地である浅瀬の砂地がかき乱されて、巣穴から追い出されて宿無しになったユムシが行き着いたところがビーチだった。
生物学者によるとユムシは、体の先端にある口吻からネバネバした膜状の粘液を吐き出して、プランクトンやバクテリアなどの微生物のほか、生物の死骸を捕まえてエサにする。食べきれなかったものは、尻から噴射した海水で巣穴の外に追いやるという。
食べきれなかった分のプランクトンやバクテリアを狙って、エビやカニなどが、ユムシの巣穴近くを訪れることがあるため、「ペニスフィッシュ」のほかにも「太っちょ宿屋」というあだ名もつけられているという。