天皇陛下は11日午後、皇居・宮殿「竹の間」で、第4次安倍再改造内閣の新閣僚ら17人の認証式に臨まれた。陛下が閣僚の認証式に臨むのは即位後初めて。
宮殿では午後3時半から、安倍晋三首相による天皇陛下への「内奏」があった。続いて同4時45分ごろから認証式が行われ、環境相に抜てきされた小泉進次郎氏ら15人の新閣僚と、内閣官房副長官2人が出席した。
陛下は安倍首相から辞令に当たる「官記」を受け取った新閣僚ら一人ひとりに「重任、ご苦労に思います」と言葉を掛けた。
認証式は通常、宮殿で最も格式が高い「松の間」で行われるが、10月22日の即位礼正殿の儀で使う調度品「高御座」の組み立て作業などが続いているため、今回は竹の間で行われた。