COP25で脱石炭示せず 小泉環境相「見直しに向け尽力」

小泉進次郎環境相は17日の閣議後記者会見で、国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)で脱石炭を打ち出せない日本が批判されたことに触れ、「今は、脱化石燃料は現実的に無理だが、(将来的には)減らす」と述べ、見直しに向け国内調整に尽力する考えを示した。
一方、二酸化炭素(CO2)の排出量に応じて課税するなどして、企業や消費者に経済的負担を求める「カーボンプライシング」(炭素の価格付け)の活用に言及。新たに「炭素税」として課税するのは国内に強い拒否感があるとした上で、「(税の)使い道次第で理解を得られる部分があると思う。産業界は反対しているが、緊密に意見交換して議論を深めていく必要はある」と述べた。
COP25は2~15日にスペイン・マドリードで開催。小泉氏は11日に政府代表として演説した。【岩崎歩】