新潟市で昨年5月、下校途中の小学2年の女児(当時7歳)が殺害された事件で、新潟地検は17日、殺人や強制わいせつ致死などの罪で起訴し死刑を求刑した小林遼(はるか)被告(25)について、無期懲役とした裁判員裁判の新潟地裁判決(4日)を不服として控訴した。
控訴の理由について地検の秋元豊次席検事は「判決内容を精査・検討した結果」とコメントした。
検察側は小林被告について「執拗(しつよう)かつ残虐、計画的で、まれに見る悪逆非道の犯行」と主張したが、1審判決は殺害については計画性を認めず、首を絞める殺害方法についても「執拗、残虐であるとまでは言えない」と地検の主張を退け、無期懲役が相当とした。
この事件では、弁護側も公判で、殺人ではなく傷害致死罪を適用し「懲役10年が相当」と主張。判決を不服として控訴している。【井口彩】