1966年の静岡県の一家4人強盗殺人事件で死刑が確定、再審請求中の元プロボクサー袴田巌さん(83)について、弁護団が刑の執行免除を求め、政府の特別基準恩赦に近く出願することが19日、弁護団関係者への取材で分かった。恩赦出願は4回目になる。期限の来年1月21日までに静岡地検に出願する。
出願後は地検が中央更生保護審査会に上申、同会が審査する。出願は現在、釈放中の袴田さんの再収容を阻止する目的もある。再審請求は並行して続ける。
袴田さんは過去に89年と2005年、今年3月の計3回、減刑や刑の執行免除を求めて個別恩赦を出願したが、いずれも回答は無いという。