ブラックホール撮影がトップ=2019年の成果―米科学誌

米科学誌サイエンスは20日号で、2019年の十大成果を掲載した。日米欧などの国際共同研究プロジェクト「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)」による世界初のブラックホール撮影成功がトップに選ばれた。
EHTは4月10日、南米チリにあるアルマ望遠鏡など世界各地の電波望遠鏡を使い、地球から約5500万光年離れた楕円(だえん)型銀河M87の中心にある巨大ブラックホールを観測。銀河中心部で明るく光るガスのリングの中に、ブラックホールの姿が黒い穴のように映る画像の撮影に成功した。
プロジェクトの本間希樹・国立天文台教授は「今年を代表する科学成果として選ばれ、大変名誉に感じている。これを励みとして、さらにEHTチームで協力して優れた成果を挙げたい」とコメントした。