任期満了に伴う群馬県前橋市長選(2月2日告示、同9日投開票)の立候補予定者説明会が20日、同市役所で開かれ、これまでに出馬表明した4氏と候補者擁立を目指す共産党などで構成する団体の計5陣営が出席した。告示まで残り40日あまり。候補者乱立選挙の様子に変化はなさそうだ。
市長選には、2期目の現職の山本龍氏(60)、元自民党衆院議員の佐田玄一郎元行政改革担当相(66)、自民党県議の岩上憲司氏(46)の自民系3氏と、18日に市議を辞職した中島資浩(もとひろ)氏(48)の計4人が出馬を表明。共産党などの「民主市政の会」も候補者擁立を目指している。
自民党前橋支部は既に自主投票を決定し、山本一太知事も「中立」を宣言。市議会最大会派「新政まえばし」は、山本、岩上両氏支持で分裂。佐田氏を含む3分裂状態の解消に向けた目立った動きもなく、保守票の分散は避けられそうにない。
一方の野党は、立憲民主党県連の一部で元衆院議員を野党統一候補とする動きがあったが、共産側が17日に立憲県連に対し元衆院議員不支持を伝達。野党共闘は遠のいた。連合群馬(日本労働組合総連合会県連合会)は自主投票を決定。市議会リベラル系会派「市民フォーラム」の5市議は岩上氏支持を決めた。民主市政の会も月内に候補者を決めるとしている。【菊池陽南子、鈴木敦子】