史実にはないけどランドマーク 広島・尾道城の内部公開 “城主”人形などそのままに

観光都市・尾道のランドマークとなっている元博物館「尾道城」(広島県尾道市三軒家町)について、所有する市は2020年1月から解体撤去し、21年度中に展望台を整備する。工事に先立ち市は、内部を報道陣に公開した。
鉄筋コンクリート4階建て延べ439平方メートルで、1964年3月に完成。史実に基づく城ではない。90年代に閉鎖され、しゃちほこの一つが落下するなど老朽化が進んでいた。
千光寺山の西端にあり、尾道水道を一望できることから、市は2階以上を撤去してウッドデッキの展望台を整備する。総事業費は約2億円。
各階には日本の城をテーマとした展示や解説パネル、模型などが残されていた。ピラニアを展示したという水槽はなかった。【渕脇直樹】