日本郵政の宿泊施設「かんぽの宿 湯田」 採算悪化で営業終了

日本郵政の宿泊施設「かんぽの宿 湯田」(山口市)が20日、採算悪化を理由に営業終了した。同日市役所であった定例会見で渡辺純忠市長は「かなりの影響だ。食い止めるために宿泊機能を継続してほしいと(日本郵政側に)強く要望している」と述べた。
市によると5月、日本郵政から湯田の営業終了を伝えられた。施設売却などを検討する日本郵政に対し、市側は5月以降、営業の存続か宿泊機能を存続できる形での同業他社への売却を要望してきたが、回答はまだ得られていないという。
日本郵政は湯田の他にも、箱根(神奈川県)、徳島(徳島市)、別府(大分県)など全国複数の宿で営業終了を発表していた。温泉機能を備えた「かんぽの宿 湯田」は1965年にオープンし、定員は149人。2018年度には約1万8000人が利用した。【坂野日向子】