復興支援道路として国が整備している東北中央自動車道のうち、福島県相馬市内の相馬山上インターチェンジ(IC)―相馬IC間の6キロが22日開通した。同道は既に霊山(伊達市)―相馬山上両IC間(27.5キロ)が開通しており、今回常磐自動車道と直接つながり、さらなる利便性の向上が期待されている。
相馬ICで開通式があり、国土交通省の和田政宗政務官や内堀雅雄知事、地元自治体の関係者ら約230人が参加した。午前11時すぎ、関係車両が真新しい道路に滑り出した。
内堀知事は式典で「物流ネットワークの形成による経済活性化や観光周遊の利便性向上につながる」と期待した。相馬市の立谷秀清市長は、相馬地方の重篤な救急患者が東北中央道を通り福島市の県立医大付属病院に搬送されていることに触れ、「東北中央道は命の道。長年の夢がかなった」と喜んだ。
東北中央道の相馬市―桑折町間(45キロ)のうち、残る桑折ジャンクション―国道4号IC(仮称)の2キロは来年夏ごろまでに、国道4号―霊山両IC間の10.2キロは21年春に開通予定で、東北自動車道ともつながることになる。【渡部直樹】